« ごぶさたです | トップページ | ロタウィルス »

2011年4月20日 (水)

一番輝く星に・・・

大切な友達がすい臓がんで亡くなりました。
39歳でした。

昨年6月、『風の噂で聞かれるよりも直接言いたかったから』
って突然電話をしてきた彼。

お見舞いに行ったら
『すい臓がんになっちゃった。』
って笑って話してた。
どんな気持ちで、どんな顔をして会えばいいのだろう
ってあんなに悩んでいたのに
悩んでいたのがバカみたいに思えるほど
彼は明るく、元気でした。
目の前にいるのがステージⅣのがん患者にはまるで見えなかった。

すい臓がんは、早期発見がとても困難で
そのことから、5年生存率は10%を切り
「がんの王様」と呼ばれています。
でも『俺も彼女も治ると思っている』って笑顔で話す彼をみて
アタシも奇跡が起きるんじゃないかとずっと思っていた。
たった10%だけど、その10%の中に
彼は間違いなく入ると信じていた。

お見舞い後もまめにメールを送っていたけれど
いつしか忙しくなり、一ヶ月ほど連絡できなくなったら
急にすい臓がんの死亡率が頭をよぎり
メールが送れなくなってしまった。
「調子はどう?」なんて怖くて送れない。
もし、元気じゃなくなっていたら・・・
結局そんなことを考えながら
一ヶ月・・・また一ヶ月・・・
最後まで連絡を取り合っていればよかったと後悔ばかり。
薄情なアタシを彼は許してくれるかな・・・。

『元気になったら子供たちの顔を見に行くから!』
そう言ってくれたので、お通夜には子供たちを連れて行きました。
遺影の彼は、とびっきりの優しい顔で
お焼香は涙で震えて全然できなかった。

男女の仲を飛び越えて、親友だったよな
別の友達がそういうほどアタシ達は本当に仲良しで
二人で友達の家に押しかけたり、夜通しドライブしたり
忘れられない思い出が沢山ある。
結婚をして会社から離れ、月日が流れて、
彼とも会わなくなり、仲の良さが薄れてきていたのに
わざわざ電話をしてがんを告白してくれた。
彼はアタシを忘れずにいてくれた。
アタシは彼にとってかけがえのない友達だったんだと
そう思ってもいいよね・・・。

今は涙で前が見えない。
でもきっと彼は悲しみに明け暮れていることを
望まないだろう。
「俺の葬式でみんなに会えただろ?」
そんな風にきっと空で笑っているはず。
彼はそういう人だから・・・。

どうか、彼が一番輝く星になれますように・・・

|

« ごぶさたです | トップページ | ロタウィルス »